コロナ禍の年末年始、どう過ごす? その1

オミクロン株の市中感染など、予断を許さない年末年始。過ごし方の2つのポイントは「帰省や旅行は慎重に検討を」「飲食は少人数で、第三者認証店を選ぼう」です。会食時の注意のポイントをおさらいしましょう。

お互いを守るためにも「感染しない、させない」意識を大切に

帰省では普段会わない友人や親せきと会いたくなるものですが、オミクロン株の市中感染が確認されるなど予断を許さない状況です。寒い季節は、換気が悪くなるなどの理由で感染が広がりやすいことが知られています。年末年始のポイント※1を守って、お互いを守りましょう。

  1. 帰省や旅行は慎重に検討を
  2. 飲食は少人数で、第三者認証店を選ぼう

1.帰省や旅行は慎重に検討を
特に発熱等の症状がある方などは帰省を控えましょう。どうしても帰省や旅行をする際は、三密回避を含め基本的な感染対策を徹底しましょう。大人数の会食を控えるなど、高齢者等への感染につながらないよう注意が必要です。ワクチン未接種の方や、ワクチン接種者でも ワクチン未接種者の方等と会う方は、 帰省や旅行の前になるべく検査をお勧めします。

2.飲食は少人数で、第三者認証店を選ぼう
飲食は、少人数、短時間で開催しましょう。隣の席との間隔確保や、会話時のマスク着用など、基本的な対策の徹底も忘れずに実施しましょう。

会食での感染、リスクを減らすには?

感染リスクが高まる場面として、飲酒を伴う懇親会や、大人数・長時間に及ぶ会食が挙げられます。5人以上での飲食では、声が大きくなり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まります※2。内閣官房からは、感染リスクの低い飲食のポイントとして以下が紹介されています※3。

  1. 少人数で、長時間を避ける
  2. 大声を出さない
  3. 座席の間隔の確保(またはパーテーションの設置)
  4. 食事中以外のマスクの着用
  5. 手指消毒の徹底
  6. 換気の徹底

第三者認証店を選ぼう

各自治体が基準を定めて、新型コロナウイルス感染防止対策に取り組んでいる飲食店などの認証を行っています。
自治体ごとにステッカーデザインは異なりますが、お店選びのポイントにしてみましょう。各自治体のWebサイトでは、認証店舗なども公開しています※4。


※5 福岡県、東京都、大阪府 Webサイトより

参考文献:

※1 新型コロナウイルス感染症対策推進室(内閣官房)「感染拡大防止に向けた取り組み ■年末年始の感染拡大を防ぐために」
※2 新型コロナウイルス感染症対策推進室(内閣官房)「感染拡大防止に向けた取り組み ■感染リスクが高まる5つの場面」
※3 内閣官房「飲食飲食の場面におけるコロナ感染症対策のお知らせ」
※4 新型コロナウイルス感染症対策推進室(内閣官房)「飲食店における感染防止対策を徹底するための第三者認証制度の導入について」
※5  
福岡県 「感染防止認証マーク認証済店舗・施設情報」
東京都 「東京都感染拡大防止徹底宣言 登録店舗マップ」
大阪府 「感染防止認証ゴールドステッカーについて」

※2021年12月現在の情報を参考に作成しています。

作成:Health Amulet(ヘルスアミュレット)編集部