熱中症に気をつけて！その１　6月28日時点

熱中症とは、体内に熱がこもりすぎて症状がでてしまうことです。めまいや頭痛、大量の汗などの症状があり、重症の場合は命にかかわります※1。子供や高齢者、体温調整がしにくい障がいを持つ方で特に注意が必要です。
熱中症は、環境などのせいで体温が調節しきれなくなると起きます。高温や多湿の環境にいる、急に暑さが厳しくなった、水分補給が足りないなどで熱中症になる可能性が高まります。また、熱中症では炎天下を想像するかもしれませんが、半数以上が自宅で発症しています。日本では熱中症で亡くなる方が増えています※2。お互いに声を掛け合って、熱中症を予防しましょう。

熱中症を防ぐためにたいせつなこと※3

• その日の熱中症の危険度を知っておく
  • 環境省が毎日「熱中症警戒アラート」で情報発信しています※4
  • アラートが出た場合は積極的に予防や周囲への声掛けをしましょう
• まずは暑さを避ける
  • 涼しい服装、日傘や帽子を使う
  • 扇風機やエアコンの活用（室温は28℃が目安です（エアコンの設定温度ではありません））※5
  • 換気をする
  • 屋外では日陰や風通しの良いところへ
  • マスクをはずす（2m以上を目安に人との距離を確保して）
• 渇く前に水分補給する
  • のどが渇く前に飲む（お酒はより脱水になります）
  • 一日あたり1.2リットルを目安に（コップ6杯程度）
  • 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
• 暑さに備えた身体づくりと体調管理を
  • 無理のない範囲で適度に運動する（「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度）
  • 十分な睡眠で体調を整える
  • 体調が悪い時は、無理せず自宅で静養
  • 体調記録には「ヘルスアミュレット」のヘルスログ機能を活用しましょう
• 互いに声を掛け合う
  • ご家庭や地域、職場などで水分補給や温度管理、休息を促しあいましょう

マスク着用により、熱中症のリスクが高まる！？※3

コロナ感染予防のためにマスクを着用する機会が増えました。マスクは感染予防効果がある一方、体温調整がしづらくなることが指摘されています。
厚生労働省は、屋外での活動時はマスクを外すことを推奨しています※6 。 特に運動時は忘れずにマスクを外しましょう。屋外での散歩やランニング、通勤、通学等もマスクの着用は必要ありません。ただし、近距離で（2m以内を目安）会話をするときはマスクを着用しましょう。
屋内でも人との距離（2m以上を目安）が確保できて、会話をほとんど行わない場合はマスクを着用する必要はありません。

作成：Health Amulet（ヘルスアミュレット）編集部